キアゲハ


学名 Papilio machaon hippocrates
分布 北海道・本州・四国・九州(屋久島以北)に分布する。
生態 年3〜4回。暖地では4〜5回。北海道や本州の中部以北の高山帯では1〜2回。成虫は陽当りのよい草原を好みアザミ・ユリ類などで吸蜜。♂は山頂を占有する傾向が強い。海岸近くにも発生する。蛹越冬。
食草 シシウド・セリ・ボウフウなどの野生種、ニンジン・パセリ・セロリなどの栽培種、ミカン類・キハダ・コスモスなど。
雌雄の区別 春型は大差なく腹端による区別が必要。夏型の♀は♂より大型で地色が淡く基部付近の黒色が濃い。
アゲハとの区別 本種は前翅基部の黒斑が三角形状。


アゲハ(ナミアゲハ)との区別

キアゲハ(左)の内には白条はないがアゲハ(右)には白条がある。